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東京都美術館
東京都美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園 8-36


《真珠の耳飾りの少女》 フェルメールのモデルになった 武井咲さんCM完成披露: 記者発表会
2012/4/4(水) 会場:東京都美術館 東京都台東区上野公園8-36 で行われました。 (CM制作・博報堂)
日本初の公立美術館として1926年に開館した東京都美術館は、 「上野の美術館」 として、広く愛されてきました。2010年から全面改修工事に着手し、2012年6月末、待望のグランドオープンを迎えます。記念すべき特別展第一弾は、珠玉のオランダ・フランドル絵画を紹介する 「マウリッツハイス美術館展」 です。東京都美術館の新しい歴史が、フェルメールの傑作 《真珠の耳飾りの少女》 とともに幕を開けます。

女優 「武井 咲さん」《真珠の耳飾りの少女》CMモデル
2012/4/4 女優 「武井 咲さん」《真珠の耳飾りの少女》 CM完成披露記者発表会「東京都美術館」 リニューアルオープン記念

東京都美術館 リニューアルオープン記念>
マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝
Masterpieces from the Royal Picture Gallery
MAURITSHUIS
17世紀初頭、オランダは新教国としてスペインから独立し、世界的な海洋貿易を背景に未曾有の繁栄を謳歌します。新興の市民階級は絵画の新たな買い手となり、鑑賞に教養を要する宗教画や歴史画よりも、親しみやすい風俗画、風景画、静物画などを好みました。この時代は、レンブラントやフェルメールら多数の巨匠を輩出し、オランダ絵画の黄金時代と呼ばれています。一方、現在のベルギーを中心とするフランドル地方でも、バロックの巨匠ルーベンスやヴァン・ダイクが活躍しました。オランダとは異なり、カトリック勢力の最前線であったことから、祭壇画など大規模な宗教画も多数残されました。
オランダ第3の都市ハーグに位置するマウリッツハイス美術館は、17世紀オランダ・フランドル絵画の世界的コレクションで知られています。同館が2012年に改修工事で一時休館するのに伴い、厳選された逸品約50点が来日する機会が特別に実現しました。フェルメールやレンブラントを中心に、オランダが世界に誇る至宝の数々を味わう格好の機会となります。

会期: 2012 6/30(土)〜9/17(月・祝) 展覧会は終了しました。
会場:
東京都美術館 企画展示室
主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、フジテレビジョン
巡回展:2012 9/29〜2013 1/6 神戸市立博物館
巡回先。

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《真珠の耳飾りの少女》CMポスター
ヨハネス・フェルメール
《真珠の耳飾りの少女》

記者発表会 '2012 4/4


― フェルメール、レンブラント、ルーベンス――めくるめく巨匠たちの競演 ―
【展覧会の構成】
フェルメール、レンブラント、フランス・ハルス、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)。17世紀のオランダとフランドルは、偉大な巨星を次々に輩出する希有な時代を迎えました。本展では西洋美術史に大きな影響を及ぼした巨匠たちの代表的な作品を、マウリッツハイス美術館の中核をなす世界的なコレクションから、選りすぐっての紹介です。
本展は6章で構成されます。マウリッツハイス美術館の歴史をプロローグとし、伝統的な主題を描いた歴史画(物語画)と肖像画、さらには豊かさを愉しむ市民階級が好んだ新ジャンルの風景画、静物画、風俗画を一堂に展示です。
ヨハネス・フェルメール《ディアナとニンフたち》
ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer (1632-1675)
1632年生れ、1675年に亡くなるまで、彼の人生と芸術である、デルフトの町で暮らした。1653年父親亡きあとを継いで、聖ルカ組合に画商の親方として入会。その時点で彼は歴史画家と思われたが、まもなく風俗、風景、寓意画を描き始め、有名になった。

《ディアナとニンフたち》 1653-1654年頃 油彩、カンヴァス 97.8 x 104.6cm
マウリッツ美術館蔵
最初期には、月の女神ディアナと侍女ニンフを描いた 「ディアナとニンフたち」 のように、聖書や神話を主題とした歴史画(物語)を描いていました。


フランス・ハルス《ヤーコブ・オリーカンの肖像》
フランス・ハルス Frans Hals (1582/83-1666)
フェルメール、レンブラントと並び17世紀オランダ絵画の三大巨匠と称されるフランス・ハルスは、クールベやマネなど、19世紀後半のフランスの前衛画家たちをはじめ、後生に多大な影響を与えました。

《ヤーコブ・オリーカンの肖像》
 1625年 油彩、カンヴァス 124.8 x 97.5cm
マウリッツ美術館蔵
ビール醸造を手がけ、ハールレム市長などの公職を歴任した29歳のヤーコブ・オリーカンです。

ペーテル・パウル・ルーベンス《ミハエル・オフォヴィウスの肖像》
ペーテル・パウル・ルーベンス Peter Paul Rubens (1577-1640)
17世紀のバロック絵画を代表するフランドル画家、ルーベンス。二十代の長期のイタリア滞在を通じて古代やルネサンスの美術を学んだのち、アントワープを拠点に、躍動的で活力に満ちた独自のバロック様式を発展させました。


《ミハエル・オフォヴィウスの肖像》 1615-1617年頃 油彩、カンヴァス
111.5 x 82.5cm マウリッツ美術館蔵
修道士は、ルーベンスの友人であるとも言われています。白い毛織の衣服の上に黒いマントという、ドミニコ会の修道服を身に纒っています。


マウリッツハイス美術館
マウリッツハイス美術館:王立絵画館
The Royal Picture Gallery Mauritshuis
オランダの政治的中枢を担う第3の都市ハーグの中心地に位置し、所蔵作品は約800点と小規模ながら、選りすぐりの名品を所有し、「王立絵画館」 の呼称で親しまれています。「マウリッツ」 の名は、代々オランダ総督を務め、のちに王室となるオラニエ家の傍系、ナッサウ伯ヨーハン・マウリッツ(1604-79)に由来します。ヨーハン・マウリッツは、当時植民地だったオランダ領ブラジル総督を務めた人物で、その邸宅が1822年から美術館として使われています。火災に遭いながらも、外観は17世紀に建設された当時の面影を残しています。優美な古典主義様式と個人邸宅の親しみやすさとが相まって、コレクションと見事な調和を果たしているのが特徴です。
コレクションの中核は、オランダ総督ウィレム5世(1748-1806)と、その息子で初代オランダ国王となるウィレム1世(1772-1843)の時代に形成されました。その後、1889年に館長に就任した美術史家のアブラハム・ブレディウスは、鑑識眼と情熱を発揮し、フェルメールの 《真珠の耳飾りの少女》 などの重要な作品を加えるなど、コレクションの発展に尽力しました。

お問合せ:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
展覧会サイト:http://www.asahi.com/mauritshuis2012/
美術館サイト:http://www.tobikan.jp/
主催:東京都美術館(公益財団法人 東京都歴史文化財団)、
朝日新聞社、フジテレビジョン

後援:オランダ王国大使館
特別協賛:第一生命保険
協賛:ジェイティービー、ミキモト、凸版印刷、シュウ ウエムラ、JR東日本
協力:KLM オランダ航空

参考資料:Press Release、他。
※写真撮影の掲載は、主催者の許可を得て行っております。


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